私たちニッポンハムグループが
お届けする商品の多くは、
生命(いのち)の恵みによって
生み出されています。
私たちの想い
ニッポンハム ヘルスケアOnline
立ち上げの想い
その生命(いのち)の恵みを大切にし、
そこに秘められた力を
最大限に活用しながら、
健康寿命の延伸と生活の質向上の
一助になっていきたい。
貢献していきたい。
そんな想いから、ニッポンハム ヘルスケアOnlineは生まれました。
ニッポンハムグループの
健康(食品)への想い
楽しく健やかなくらしへ
もっと楽しく、健康に
食を通じておいしさの感動と健康の喜びを届け、世界中の人々と分かち合いたい。
ニッポンハムグループは、企業理念に「食べる喜び」を基本のテーマとして掲げています。「食べる喜び」とは、食を通してもたらされる「おいしさの感動」と「健康の喜び」を表しており、全ての事業活動における原点となる言葉です。ハム・ソーセージの製造販売から始まったニッポンハムグループの事業は今、生産から手掛ける食肉、様々な加工食品や水産品、乳製品、健康食品など、あらゆる食の領域へと広がり、食が持つ新たな可能性を切り拓き続けています。
時代の移り変わりとともに人々のライフスタイルも変化し、食はますます多様化。健康への意識も、一段と高まっています。そうした中、ニッポンハムグループは2021年4月、SDGsの達成年度である2030年に向けて 、さらなる「食べる喜び」の実現を追求するためのマイルストーンとなる、Vision2030「たんぱく質を、もっと自由に。」を策定しました。
これからも加速するであろう食の多様化へはもちろん、世界中の人々の健康にいかに対応していくか。ニッポンハムグループは様々なニーズに応える商品の開発とサービスの提供を通じて、豊かな食生活を創出し、人々の健やかな暮らしに貢献していくことが使命であると考えています。そして、「おいしさの感動」と「健康の喜び」を、世界中の人々と分かち合っていきたい。それが、食の領域で事業活動を行うニッポンハムグループの想いです。
日本ハム(株)中央研究所について
より良い健康をたぐり寄せていく。
お肉に秘められた力を見出し、健康食品というカタチで社会に提供しています。
日本ハム(株)中央研究所は、ニッポンハムグループの中核研究機関として様々な研究に取り組んでいます。その主たる目的の一つは、お肉由来のさらなる健康機能を見出すことです。豚や牛、鶏といったお肉はたんぱく質の貴重な供給源であり、摂取することで人々の健康に役立つものとしてフィーチャーされてきました。しかし一方で、飽食の時代となった現代においては脂やカロリーが気になるといった声もあり、お肉の摂取を避けている人々もいます。私たちはそうしたイメージを払拭し、お肉の素晴らしさを再認識してもらうとともに、お肉を通じて人々の健康にいっそう寄与していきたいと考えています。
また、お肉と言っても、それだけが研究対象ではありません。内臓をはじめ、生命(いのち)の恵みを余すことなく活用し、健康に繋がる新たな有効成分を創出するための探求を続けています。それらの研究成果を健康食品というカタチで社会に提供し、世界中の人々の健康寿命の延伸とQOL(Quality of life/生活の質)の向上による豊かな暮らしを実現していきたい。その一助となることが日本ハム(株)中央研究所の研究であり、健康食品の開発に取り組む原点にある想いです。
4つのビジョン
日本ハム(株)中央研究所は、ニッポンハムグループの
創立100周年となる2042年までに、
次の4つのビジョンの実現を目指して
研究を進めています。
-
食糧生産分野
豊かな未来をもたらす食糧生産への挑戦世界人口の増大に伴う食肉消費の増加、地球環境の変化で引き起こされる様々な脅威や法規制に対応し、グローバル規模で食肉や新たなたんぱく質を持続的に供給するための技術開発を目指しています。また、国内における畜産農家の人手不足も避けては通れない課題です。働く人の負担を減らしながら、より家畜に配慮した飼育方法を実現するにはどうすればいいか。その課題解決のため、AIを用いて画像診断で養豚を管理する「スマート養豚プロジェクト」も開始しています。
-
食と健康分野
食を通した健康と楽しさの実現高齢者の増加、共働きを標準とする家庭、和食の海外定着、外国食文化への対応など、グローバル視点で「健康」と「食の楽しさ」を実現させる研究成果を目指しています。中でも食肉の摂取がスポーツや高齢者の健康に与える影響について科学的に探究。中央研究所の管理栄養士たちが様々なスポーツ選手の栄養サポートを通じて得た知見を活用し、子供から大人まで幅広く食とスポーツによる健康社会の実現に向けた取り組みを実践しています。
-
食の安全技術分野
世界をリードする食の安全の追求高度な品質と安全性が求められる食の未来において、グローバル視点の食の安全を確保するため、食品業界をリードする専門家集団となって世界標準の検査技術と品質保証システムの開発を目指しています。日本ハム(株)中央研究所・品質科学センターでは、ISO/IEC17025認定検査機関として対応する検査項目を拡充させるとともに、より精度の高い検査法の開発や食品工場の現場の衛生管理、品質管理に役立つ技術の研究開発を行なっています。
-
付加価値向上分野
生命(いのち)の恵みからの
新たな価値の創造ニッポンハムグループが育む生命(いのち)の恵みを中心としたあらゆる資源に秘められた価値を研究で明らかにし、医療や環境、その他の分野における人と地球の「くらしと健康」に役立つ技術提供を目標にしています。日本ハム(株)中央研究所では、グループの持つ豊かな資源の中から科学的に効果効能の検証をし、様々な食品素材を開発して商品化しています。
日本ハム独自の機能性素材
イミダゾールペプチド(イミダ)は、アンセリンやカルノシン、バレニンを代表するジペプチドの総称であり、牛・豚・鶏などの代表的なお肉中の遊離アミノ酸・ジペプチドのうちでも、非常に多く含まれる成分です。人間の筋肉の中には主にカルノシンが、鳥類や魚類には主にアンセリンが存在しています。イミダには抗酸化能や緩衝能があることから、日本ハム(株)中央研究所では鶏肉からイミダを抽出し、20年以上の歳月をかけて研究を進めてきました。
美容訴求の「Ⅰ型コラーゲンペプチド」、軟骨に多く含まれる「Ⅱ型コラーゲンペプチド」を独自の技術で抽出。およそ40年に渡って研究を続け、コラーゲンが持つ効果効能を世間一般へと認知させていく一翼を担ってきました。
人の軟骨には主にコンドロイチン硫酸Aが含まれており、加齢に伴い減少することが知られています。日本ハム(株)中央研究所の豚軟骨から抽出したコンドロイチンには、コンドロイチン硫酸Aが多く含まれており、においが少ないことが特徴です。
安全、安心の品質保証
安全と安心を実現する品質保証体制。
原料を自ら生産飼育しているのも、強み。
日本ハム(株)中央研究所では、ニッポンハムグループの品質保証体制に基づく品質管理を遂行しています。商品の発売前に原材料の安全性や表示・規格の法令への適合を行う「安全審査」。ニッポンハムグループの品質保証担当者が国内外の生産地、製造工場、営業拠点において品質に関わる項目を確かめる「品質監査」。そして、より安全な商品をお届けするために国内外の検査・研究部門が連携して検査を行う「安全検査」。イミダゾールペプチドをはじめとする特殊な機能性素材においては、外部の検査機関とも連携してダブルチェック体制を敷いています。これらの「安全審査」「品質監査」「安全検査」を有機的に連携させた万全の品質管理で、お客様の健康に役立つ商品を開発しています。
また、ニッポンハムグループは、豚や牛、鶏を自ら生産飼育し、処理・加工から物流、販売までを一貫して行う食肉のインテグレーションシステムを基本としています。そのため、商品の原料がどこでどう作られているかが明確。生命(いのち)の恵みである原料においても品質を保証できる、それもニッポンハムグループの品質管理の大きな特徴だと言えます。